「家族一緒に食べること」
同じものを同じ時間に家族で食べる
食卓を囲み 想いを 血液を
細胞までも共有する
家族で別々のものを ばらばらに
食べていると 想いも 血液も
細胞も違ったものになってしまう
昭和の時代は高度経済成長の時代
それでも家族団欒の食卓が残っていました
父親が食卓につくまで箸に手をつけず
皆食卓に揃ってから食事を始める
皆にご飯を食べさせてくれるお父さんに
感謝しながら 家族を想い食事を作る
お母さんに感謝しながら 食卓を囲む
そんな時代でした
今我が家には家から飛び出してきた
娘の友人がいます
学校から帰って私が迎えに行く10時まで
何も口にしていなかった
家に帰っても何もない お菓子をつまんで
空腹を凌いだと・・・
泣けてきました
急いで娘と私の夕飯の残りを温め直し
お腹いっぱい食べさせてあげた
彼女だけではないのです
我が家の野菜だけの粗食を
私と娘と食卓を囲んで 笑いながら
食べてくれる子供達
決して食べていないわけじゃない
ただ炊きたてのご飯と作りたてのおかず
そしてそれを分かち合いながら食べる
そのような普通の食卓に飢えている子供たち
実はたくさんいるんです
子どもをお持ちのお父さん、お母さん
何のために働いているのか もう一度
考えてください
未来に続く子供たちの笑顔のためにも
もう一度子どもと過ごす時間を せめて
ご飯を食べる時だけでも 共有して欲しい
もし私が何か活動を始めるとしたら
子供達に出来立てのご飯を作り
一緒に食卓を囲み お腹いっぱい!と
笑い声が出るまで食べさせてあげたい